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魔がさす

2007年02月07日 23:59

人間、どんなに真面目に頑張っていても、

あるとき一瞬、魔がさすことがあります。


つまり、ちょっとした気持ちから、

知らず知らずに、出来心をしてしまうわけです。


それを精神分析学的に考えれば、

無意識の欲求(欲求不満)がそうさせたと云う話になります。


無意識と云うのは、自分でも分からない心の部分で、

その中には、『本能的な欲求』や『抑圧してしまった欲求』

などが詰まっていて、常に欲求を満たそうとしています。

つまり、常に欲求不満な状態なわけですね。(^^:


私たちは常に、そうした無意識を持っているわけですが、

意識的な理性が働いて、その無意識の欲動を抑えているので、

なんとか魔がささずに居られるのですが、

ちょっと気が緩んだ(意識から離れた)拍子に欲動が出てしまい、

衝動的に「やらかしてしまう」わけです。


ですから、魔がさした時の記憶はとても曖昧です。

それはちょうど「夢をみている」ような状態だからです。


そして、ふと我に戻ると、物凄い嫌悪感や罪悪感に遭います。

『無意識にいた自分が意識に戻ってくる』からです。

つまり理性が戻ったわけですね。


ならば、どうすれば、魔がささない暮らしが出来るのでしょう。

魔がささない暮らしって云い方も変ですけどね。(汗笑)


それは、無意識にある欲求を鎮めてあげること、なのですが、

ある意味、欲求は無限なので、

それに負けない自分をつくりあげて行くことです。


つまり、心の中の自分を『自我』と云うのですが、

その自我を強化してあげることで、

無意識にある欲求と、上手く付き合うことが

出来るようになるのです。


たとえば、むしょうにお店の物を万引きしたくなったとき、

自我が強ければ、

「そうか、自分はこれが欲しいのか。でも、これが欲しい

わけではなく、何か欲求が溜まっているんだね」と

立松和平さんのように(^^:、穏やかな口調で、

無意識を慰めてあげることが出来ます。


そうやって無意識を慰めつつ、

「他に良い形で、その欲求を満たせるものはないか」、

と最善の方法を考えて行動に移せるわけです。


結局、魔がさしてしまいやすい現代というのは、

それだけ『自我が成長しずらい世の中』なんですよね。

だから無意識(の欲動)に負けて、衝動的になりやすい。

魔のささない世の中にしたいものですね。